2016.06.22

 伊野尾くん、26歳のお誕生日おめでとうございます。伝えたいことは落ち着いてから…なんて言ってたけど、書かないと落ち着けないみたいなので、登録だけしてそのままになっていたこのはてなブログを使わせていただきます。

 

 

 私が伊野尾くんを知ったのは2014年です。壊れたマイクを持って楽しそうに歌う人に心を奪われました。それまでジャニーズに興味がなくHey!Say! JUMPというグループ名は知っていても個人はちょっとよくわからない…そんな私だったのでネットで調べて、そこで初めて伊野尾慧くんという名前を知りました。どんな人なのか知りたい!もっと見たい!という好奇心で検索かけても、あんまりテレビに映らないし「テキトー王子」「平成の高田純次」など調べれば調べるほど自分の中でよくわからない人物像が出来上がり、私の持つアイドル像とかけ離れすぎて、余計に知りたくなってしまう。そんなときに見つけたのが、一万字インタビューでした。

 

「高校を卒業する意味があったって思えるように大学に行ってみようかな」

 

「中途半端で、どっちつかずなことになることも、あるかもしれないけど。俺は、分かれ道、選択肢が多いこと自体がいいことだと思ってて。選択肢が多いことが人生を豊かにすることだと思ってるから。その選択肢で道をまちがっても、それ以前に、分かれ道があるってことに価値があるんじゃないかと。まあ、選択肢がありすぎると、さすがに迷うけどさ(笑)。絶対的な正解なんてないと思うから。」

 

「だって俺、振り返れば、つらかったことより、楽しかったことばっか出てくるから」

 

「泣いて悔しかった話っていうのはできるよ。あるからもちろん。でも、なんだろう、それを読んだ人が、感動してくれたり、“私もがんばろう!”って思ってくれるかもしれない。でも、完全に俺の個人的な持論でしかないんだけど、そういう部分が誰かに任せて、自分は自分のままでいたいっていうか。そういう言い方は変かもしれないけど、仕事だからって自分を取り繕ったり、アイドルアイドルしなきゃっていうのも全然なんにもないし。ホント、自分は自分のままで生きてる(笑)。それじゃ受け入れられないかもしれないけど、自分を変えたいと思わないし。それで好きになってもらえたらいいなって。だから俺は、感動とか、そんなことよりも、僕や僕らを見て、ファンやお客さんに、笑っててほしいっていうか。」

 

 

 そこに書かれている伊野尾くんは、とても人間味のあふれる人でした。進路のこと、自分のこと…アイドルでなくても誰もが悩んだことのあるようなことを話してくれていました。それでも、悔しくて泣いた話じゃなくてみんなが笑顔になるような話をしたい…それが伊野尾くんの芯になっているものでした。

 

 私の個人的な話を少しします。伊野尾くんを初めて見た時期は、すごく追い込まれていた時期でもありました。私は大学4年生で、卒論が厳しいゼミに所属していたため、指導を受けるたびに自分の人間性を否定されているようなそんな毎日でした。自分のために言ってくださっていると頭では理解してても、心では受け止めきれなくて。だから、JUMPや伊野尾くんに逃げてたと思います。

 でも、一万字インタビューを読んで、伊野尾くんのことなんて何にも知らないくせに、おこがましくも涙が止まらなくて続きを読みたくても読めなくて。伊野尾くんのキラキラした笑顔に癒されていたわたし。テキトーなことを言っているように見える伊野尾くんは、しっかりとした芯を持っていて暖かい人でした。それからは、自分の逃げ道にJUMPを置くことをやめました。そして周囲の人たちのおかげでもあったけど、「選択肢が多い方がいい」そんな伊野尾くんの言葉に押されて卒業ぎりぎりで進路を変えたし、それは今でも後悔していません。大げさだと思う人もいるかもしれないけど、あのタイミングで伊野尾くんに出会えて本当によかったです。

 

 

 2014年、2015年、そして2016年と、伊野尾くんは私が想像もできないような怒涛の毎日を過ごしているのではないかなと思ます。メンバーとのお仕事だけじゃなく、先輩とのお仕事、個人のお仕事。その麗しい見た目とは裏腹に、そこからは考えられない発言。頭の回転の速さ。いたじゃんでの初めてのMCではガッチガチに緊張してたけど、めざましやメレンゲで鍛えられたこともあってか、今回のMCはとっても頼もしい伊野尾くん。2,3か月で自分のものにしてくるあたり本当にさすがです。伊野尾くんの魅力は語りつくせません。

 万人に好かれるなんてきっとあり得ないだろうから、仕事をする中で心無いことを言われたりもしたんじゃないかな。じゃにおた初心者の私でも伊野尾くんが推されていることくらいわかります。でもメレンゲのプロデューサーさんが「夏にゲストで出演した時のコメントがよかったから(ニュアンス)」とおっしゃっていたように実力で勝ち取ったお仕事もあると私は思ってます。それでもどんなお仕事も、楽しいって言って伝えてくれる伊野尾くん、やっとグループに還元できるって嬉々として語る伊野尾くんが大好きです。

 わたしは、「新しいことを始める」「何かを続ける」「何かをやめる」etc…どんな行動をとるときでも、それが良かったのか悪かったのかは、その行動をとった後の行動で決まると思っています。だから伊野尾くんがこれからお仕事でどんな選択肢をとっても、きっと伊野尾くんはプラスの方向に持っていくことができるんだろうな。と、まあ勝手な偶像を描いていることはわかっていますが…そうだといいなと言う意味も込めて。

 

 

 

 改めて、伊野尾くん26歳のお誕生日おめでとうございます。伊野尾くんの魅力に気付くたびに、あぁ好きだなって再確認する日々です。たぶん伊野尾担みんなが思ってることだと思うけど、おいしいものの食べるためにアイドルを選んでくれて、ありがとう。Hey!Say!JUMPとしていてくれて、ありがとう。

 もっと早く伊野尾くんを、Hey!Say! JUMPを好きになればよかったなんて、数え切れないくらい思ってるけど、あのタイミングだったからきっとキラキラしてる伊野尾くんに惹かれたんだと思います。テキトーに見えて適当な、芯のある伊野尾くんが大好きです。伊野尾くんを好きになって、応援できる今が本当に幸せです。思い出したくもなかった熊本地震を、自分の中でいいように消化でき始めていることも、めざましではいつもと変わらない笑顔を見せてくれて、らじらーでは熊本に思いを馳せてくれた伊野尾くんがいたからです。本当にありがとうございます。

 

 

 

 すでに主演映画を控えている26歳の伊野尾くん、きっとまたたくさんの表情を見せてくれるんだろうな、わくわくドキドキさせてくれるんだろうなと期待しています。伊野尾くんの毎日が、変わらず笑顔であふれますように…そして、幸せにあふれた一年を過ごせますように…